学習塾には色々な授業スタイルがあります。
大きく分ければ集団塾と個別塾、最近では自習スタイルの塾もあります。

集団や少人数授業は、一定数の生徒を対象に同時に授業を行い、 個別指導は、１〜複数の生徒を対象に授業を行います。 個別指導＝１対１というイメージがあるようですが、 実際には先生１人に生徒２人以上で授業を行う塾がほとんどです。 自習スタイルは、パソコン教材や動画授業などを見て ひとりで学習を進めるスタイルです。

塾によって授業の形は多種多様ですが、 お子さまにはどのスタイルの授業が合っているのか 保護者さまの目で実際に確認しご検討ください。

塾の違いは授業スタイルだけではありません。 どのような教え方なのかも、成績を上げる大事な要素です。

講義型は、前に立った先生が授業を行います。質問できる、できないは塾によって異なりますが 基本的には先生による解説がメインの教え方です。主に集団、少人数授業で取り入れられています。 対話型は、先生が生徒に対話しながら授業を行う教え方です。主に個別型の授業で取り入れられています。 コーチングは、いわゆる授業ではなく勉強の方法、勉強の計画を指導するスタイルです。

どの教え方が良いという絶対的なものはありませんが、 お子さまの性格的にどの教え方が合うのかをご判断ください。

授業スタイル・教え方がお子さまに合っていれば、完璧というわけではありません。 お子さまの目標達成のためには、効果的に学習をすすめる学習計画の立案と それをどのように進めていくのかも大切です。

集団・少人数授業の塾では、教室単位で学習計画を進めるケースも多いのですが、 最近では授業を補佐するチューターが個別に生徒毎の学習計画を管理してくれるケースもあるようです。 一方個別塾では、最初から生徒専用の学習計画を立てる塾が多いです。

生徒毎の学習計画は、生徒の進捗に合わせて計画を進められるというメリットがあり、 逆にクラス単位の学習計画では、年間学習計画の達成をしやすいというメリットがあります。 お子さまに合わせてご判断ください。